コラム

公開日 2026.05.01 更新日 2026.05.01

「第27回福福雪合戦」大会レポート

はじめに

こんにちは、福福トレカ遊戯王スタッフです。

 

今回は秋葉原店にて1月に開催した1103環境の遊戯王CS「第27回福福雪合戦」の熱い対戦模様をレポートしていきたいと思います。

1103環境についてやこれまでの大会の結果等は以前の記事を参照頂ければと存じます。

今大会と環境の推移など比較して頂ければ、より1103環境の解像度も高まると思いますので、ぜひご覧になってく
ださい!

予選のデッキ分布

今回の予選時点でのデッキ分布は以下のようになりました。

 

 

「福福雪合戦」では長らく2,3番手に甘んじていた【兎ラギア】が再びトップシェアに躍り出ました。

 

直近では、今回シェア数2位にもなっている【代行天使】が猛威を振るっており、その【代行天使】に対して相性がいいとされる「ライオウ」を標準搭載できる【兎ラギア】が選ばれる事が多かった結果でしょうか。

 

 

それらに続いて【TGガジェット】がシェア数3位に食い込みます。

 

こちらは強力な罠カードの他、【代行天使】と並んでシェアを伸ばしていた【デブリダンディ】へのメタカードとなる「D.D.クロウ」を多く採用できるためシェアを伸ばしたと見られます。

 

またそれまでシェアを伸ばし始めていた【兎ラギア】に対してはリソース勝負で競り勝つこともできる事も要因の一つでしょうか。

 

 

他にも段々とシェア数が増え始めてきた印象の【カラクリ】の存在も見過ごせません。

 

【カラクリ】は先攻で先に「カラクリ将軍無零」などの高打点モンスターを出してしまえば【兎ラギア】側の対処方が限られてしまう点、「カラクリ忍者九壱九」「カラクリ商人壱七七」などの下級モンスターを【TGガジェット】の主力である各種『ガジェット』が戦闘で破壊できない点などから、それらに有利と言われています。

 

 

さらにこれまでシェア数1,2位を争っていた【デブリダンディ】がたった2名のみの参加になるなど、これまで以上に環境の激変が見られる大会となりました。

決勝トーナメント分布と結果

まさに「新環境」といった様相を呈してきた第27回大会、その決勝進出デッキ分布は以下のようになりました。

 

 

【兎ラギア】【代行天使】が2名ずつ、【TGガジェット】【カラクリ】が1名ずつ進出と、おおよそ予選での勢力図通りとなりました。

 

そして優勝もやはり【兎ラギア】が鮮やかに勝ち取っていきました。

 

 

構築はこれまで見たものとあまり変化はありませんが、「死者蘇生」とそれで奪い取った相手のチューナーから出す為のシンクロモンスター、そしてサイドデッキには「激流葬」が見られ、【代行天使】などの展開デッキを意識したカードの採用が確認できます。

 

 

続いて準優勝にはこれまで紹介したデッキたちを抑えて【暗黒界】が入賞しました。

 

 

【暗黒界】は「魔のデッキ破壊ウィルス」など、相手の手札をズタズタにしてしまう強力な『ウィルス』カードを採用しやすい点が魅力です。

 

今回は魔法、罠カードを一掃できる「闇のデッキ破壊ウィルス」が優先してメインデッキに3枚採用されている所から、それらを駆使する【兎ラギア】【TGガジェット】を強く意識しての構築となっているようです。

 

 

そして3位には【ジャンクドッペル】が入賞を果たします。

 

 

こちらは基本的な動きは【デブリダンディ】と近いものがありますが、最大の違いは「クイックシンクロン」の採用にあります。

 

【デブリダンディ】は予め「ライトロードハンターライコウ」「カードガンナー」などで墓地に必要なカードを集めてから動き出すのに対し、【ジャンクドッペル】は「クイックシンクロン」を用いて1ターン目から展開をスタートできます。

 

先攻を取れれば【兎ラギア】などが罠カードを構える前にシンクロモンスターを召喚でき、特に「ドリルウォリアー」を召喚できれば長期戦も見込める点が3位入賞のカギになったのかもしれません。

 

 

おわりに

カードプールの変化が無いにも関わらず環境の変動があるのが「1103環境」の魅力の1つですが、今大会はそんな環境の転換点となった様に思えます。

 

この動きが次回どのように変遷していくのか、次回大会のレポートも乞うご期待!
ここまでご覧いただきありがとうございました!