コラム

公開日 2025.07.27 更新日 2026.03.16

アドバンス召喚とは?召喚の流れやおすすめのカードも紹介

アドバンス召喚とは?召喚の流れやおすすめのカードも紹介

アドバンス召喚は、レベル5以上のモンスターを出す際に必要となる召喚方法です。
通常召喚の1種であり、自分フィールド上のモンスターをリリースすることで、強力なモンスターを正規の方法で場に出せます。

本記事では、アドバンス召喚の概要や方法、役立つカードを解説します。
召喚の仕組みを理解すれば、デッキ構築や戦い方の幅を広げられるでしょう。

アドバンス召喚とは?

アドバンス召喚とは、レベル5以上のモンスターを通常召喚する際に、自分フィールドのモンスターをリリースして行う方法を指します。

リリースするモンスターの数は、召喚するモンスターのレベルに応じて異なります。
レベル5~6のモンスターは1体、レベル7以上のモンスターは2体をリリースするのが基本です。

この手順によって、レベルの高いモンスターを正規の方法で場に出せて、戦況を一気に変える力があります。
以下では、通常召喚との違いについて解説します。

通常召喚との違い

通常召喚は、レベル4以下のモンスターをリリースせずに出せる基本的な行動です。
一方、アドバンス召喚は、モンスターをリリースして行う通常召喚である点が最大の違いです。

通常召喚とアドバンス召喚は別々に行える行動ではなく、どちらも「通常召喚」に含まれます。
のため、1ターンに行える召喚は、通常召喚とアドバンス召喚を合わせて1度のみです。

アドバンス召喚では、自分のモンスターをフィールドから送り出す必要があります。
その分、高い攻撃力や強力な効果をもつモンスターを召喚できるのが特徴です。

アドバンス召喚のやり方

アドバンス召喚を行うには、召喚したいモンスターのレベルに応じた数のモンスターをフィールド上に用意し、リリースしてから手札から召喚します。

基本的なやり方は、下記のとおりです。

  • ステップ①リリースするモンスターをフィールドに召喚する
  • ステップ②召喚するモンスターを選ぶ
  • ステップ③リリースするモンスターを選んで墓地に送る

詳しく解説します。

ステップ①リリースするモンスターをフィールドに召喚する

まずは、アドバンス召喚のために必要なリリース用のモンスターを自分のフィールドにそろえます。
レベル5〜6のモンスターを出すなら1体、レベル7以上を出す場合は2体が必要です。

リリースに使うモンスターは表側・裏側守備表示を問わず使用できますが、「リリースできない」と書かれたモンスターなど、制限がある場合はテキストに従いましょう。

ステップ②召喚するモンスターを選ぶ

手札の中から、アドバンス召喚したいモンスターを選びます。
レベル5以上で通常召喚可能なモンスターであれば対象です。

しかし、カードによっては「このカードは〇〇の効果でのみ召喚できる」など特別な条件がある場合もあります。
その場合はテキストの指定条件に従いましょう。

ステップ③リリースするモンスターを選んで墓地に送る

召喚条件を満たすためにリリースするモンスターを選び、墓地へ送ります。
このリリースはコストではなく、召喚手順の一部として扱われます。

リリース後、手札から対象のモンスターを召喚すれば、アドバンス召喚は完了です。
なお、リリースしたモンスターは召喚時に墓地へ送られるため、再利用を考える場合は蘇生カードなどの活用を検討しましょう。

アドバンス召喚ができないことはある?

アドバンス召喚は、自分のフィールド上のモンスターをリリースし、上級モンスターを召喚します。
そのため、フィールドにリリースできるモンスターがいない場合は、アドバンス召喚はできません。

モンスターがいても、リリースを行えない効果が適用されていると、アドバンス召喚の成立は不可能です。
レベル7以上のモンスターを召喚する際は、2体のモンスターをリリースする必要があるため、フィールドに十分なモンスターを維持しておくことが重要です。

さらに、一部のカードには「特定のモンスターしかリリースできない」といった制限があることも。
召喚時には、どのモンスターをリリース素材にできるかをテキストで確認しておきましょう。

アドバンス召喚ができないモンスターはどのようなもの?

アドバンス召喚ができないモンスターの種類は、下記のとおりです。

  • ①通常召喚できないモンスター
  • ②レベル4以下のモンスター
  • ③儀式モンスター

詳しく解説します。

①通常召喚ができないモンスター

カードテキストに「このカードは通常召喚できない」と書かれているモンスターは、アドバンス召喚の対象外です。
これらはカード効果や儀式・融合など、特殊な条件を満たせば召喚できます。

召喚方法が個別に指定されているカードは、必ずテキストの条件に従って扱いましょう。

②星4以下のモンスター

アドバンス召喚は、レベル5以上のモンスターを出すための召喚方法であり、レベル4以下には適用されません。
レベル4以下のモンスターは、リリースを行わずに通常召喚できます。

また、効果によってリリースなしで召喚できる状態になっていても、その行為は「アドバンス召喚」ではなく、あくまで「通常召喚」として扱われます。
アドバンス召喚を条件とする効果を誤って適用しないよう、召喚方法の区別を明確にしておきましょう。

③儀式モンスター

儀式モンスターは、テキスト上は通常召喚できそうに見えても、専用の儀式魔法カードを使ってのみ特殊召喚できるモンスターです。
そのため、アドバンス召喚の対象にはなりません。

召喚の際は、対応する儀式魔法を発動し、指定レベル分のモンスターをリリースして条件を満たす必要があります。
これはレベルに関係なく共通のルールで、レベル4以下の儀式モンスターも同様です。

儀式モンスターは通常召喚やアドバンス召喚では出せないため、正しい召喚手順を把握しておきましょう。

アドバンス召喚の注意点

アドバンス召喚は、強力なモンスターを正規の手順で召喚できる一方で、下記の注意点があります。

  • 注意点①素材となるモンスターが必要になる
  • 注意点②回数が限られる

詳しく見ていきましょう。

注意点①素材となるモンスターが必要になる

アドバンス召喚では、召喚するモンスターのレベルに応じて、自分フィールド上のモンスターをリリースしなければなりません。
そのため、フィールド上のモンスターをすべて破壊する効果や、モンスターを手札に戻す効果を受けると、リリースに使えるモンスターを失ってしまいます。

召喚を行いたいターンまでにリリース可能なモンスターを展開し、タイミングを逃さずアドバンス召喚へつなげることが大切です。

注意点②回数が限られる

アドバンス召喚は通常召喚の1種であり、1ターンに行える通常召喚は原則として1回までです。
ただし、カード効果によって、追加の召喚権を得られる場合もあります。

アドバンス召喚を軸に戦う場合は、限られた召喚権を無駄にしない構築と、召喚を補助するカードの採用がポイントになります。
リリース素材を容易に確保できるカードや、召喚権を増やすサポートを組み合わせることで、安定した展開を狙えるでしょう。

アドバンス召喚で役に立つカード

ここでは、アドバンス召喚で役に立つカードを紹介します。

  • アドバンス召喚をサポートするカード
  • アドバンス召喚におけるリリースを軽減するカード
  • アドバンス召喚の召喚権を増やすカード
  • アドバンス召喚を封じるカード
  • アドバンス召喚を未然に防ぐカード

それぞれの詳細を見ていきましょう。

アドバンス召喚をサポートするカード

アドバンス召喚をサポートするカードは、下記のとおりです。

  • 地帝家臣ランドローブ
  • 天帝従騎イデア
  • プルーフ・プルフラス
  • 機巧嘴-八咫御先
  • 冥界の宝札
  • 真帝王領域

※本記事の内容は2025年10月時点の情報に基づいています

それぞれの特徴を解説します。

地帝家臣ランドローブ

リリースに使えるモンスターを展開しながら、相手の行動を妨害できるモンスターです。
相手フィールドにモンスターが存在する場合、手札から特殊召喚でき、相手モンスターを裏側守備表示にして動きを止められます。

さらに、リリースされて墓地へ送られた際は、墓地の「攻撃力800/守備力1000」のモンスター1体を手札に戻せる効果もあります。
展開・妨害・回収を1枚でこなす、バランスの取れたサポートカードです。

天帝従騎イデア

「天帝従騎イデア」は、アドバンス召喚をサポートする下級モンスターです。
召喚または特殊召喚に成功したとき、デッキから「冥帝従騎エイドス」など、攻撃力800・守備力1000の仲間を守備表示で呼び出せます。
これにより、アドバンス召喚に必要なモンスターをすぐにそろえられるのが強みです。

さらに、墓地へ送られた場合は、除外されている「帝王」魔法・罠カードを手札に加えられます。
消費したカードを再び活用できるため、手札を維持しながら展開を続けられるのが特徴です。

なお、この効果を使ったターンは、EXデッキからの特殊召喚ができなくなる点に注意が必要です。

プルーフ・プルフラス

自分のフィールドに特殊召喚されたモンスターが存在しない場合に、手札から特殊召喚できるモンスターです。

召喚または特殊召喚に成功したとき、即座にアドバンス召喚を行える効果をもちます。
リリースに使うモンスターを並べる前でも、行動を開始できます。

単体で展開できる初動カードとしても優秀です。

機巧嘴-八咫御先

リリースを利用し、連続的にアドバンス召喚を狙えるレベル5モンスターです。
通常召喚されたモンスターをリリースして手札から特殊召喚できます。
さらに、召喚・特殊召喚成功時には、追加召喚が行えます。

これにより、1ターン中に複数のアドバンス召喚を実現する動きも可能です。
リリースされた際にLPを2050回復する効果もあり、展開と耐久を両立できる優秀な1枚です。

カード・アドバンス

冥界の宝札

2体以上をリリースしてアドバンス召喚に成功したときに、2枚ドローできる永続魔法です。
相手フィールドのモンスターをリリースした場合でも効果が発動するため、構築によって発動の機会を増やせます。

リリースによる手札消費を抑えつつ上級モンスターを展開できるため、アドバンス召喚を中心にしたデッキとの相性がよいでしょう。

真帝王領域

自分のエクストラデッキにカードが存在せず、自分フィールドにアドバンス召喚したモンスターのみがいる場合、相手のエクストラデッキからの特殊召喚を封じる強力なフィールド魔法です。

自分のアドバンス召喚モンスターの攻撃力をダメージ計算時に800アップさせる効果や、手札のモンスターのレベルを下げる効果もあります。

アドバンス召喚におけるリリースを軽減するカード

アドバンス召喚では、レベル5以上のモンスターを出すために1〜2体のモンスターをリリースしますが、その分盤面のモンスターが減少します。
そこで役立つのが、リリースの代用や軽減を行えるカードです。

ここでは、代表的なカードを紹介します。

  • 埋葬されし生け贄
  • 帝王の烈旋
  • 幸魂
  • アマリリース
  • 再臨の帝王

※本記事の内容は2025年10月時点の情報に基づいています

詳しく見ていきましょう。

埋葬されし生け贄

アドバンス召喚に必要な2体のリリースを、墓地のモンスターの除外で代わりに行える通常魔法です。
自分と相手の墓地からそれぞれ1体ずつモンスターを除外することで、フィールド上のモンスターを残したままレベル7以上のモンスターを召喚できます。

発動後は特殊召喚できなくなる制約がありますが、アドバンス召喚を中心にするデッキでは影響が少なく、モンスターを温存したまま上級モンスターを呼び出せます。

帝王の烈旋

アドバンス召喚を行う際に相手フィールドのモンスターをリリースできる速攻魔法です。

自分のモンスター1体の代わりに相手モンスターをリリースできます。
そのため、破壊を伴わずに相手モンスターを処理可能です。

発動したターン中は、エクストラデッキから特殊召喚できない制約がありますが、アドバンス召喚を中心とする構築では影響が少なく、相手モンスターの除去と召喚条件の確保を同時に行えます。

幸魂

スピリットモンスターの展開を補助しながら、アドバンス召喚にも貢献できるレベル4モンスターです。
手札で自身を公開することで、スピリットモンスターを召喚可能にします。

このカードがリリースされた場合、墓地のスピリットモンスターを手札に戻せるため、手札の枚数を保ちながら次の展開へつなげられます。
召喚補助と手札回復を両立する、汎用性の高いサポートカードです。

アマリリース

墓地から除外することで、そのターンに行うアドバンス召喚のリリースを1体分減らせる効果をもつカードです。
手札を消費せずに使える点が魅力で、上級モンスターを多用するデッキでは展開補助として重宝します。

植物族・レベル1という扱いやすい特徴があり、墓地を活用するデッキでも柔軟に運用可能です。

再臨の帝王

「再臨の帝王」は、墓地のモンスターを再利用してアドバンス召喚を支援できる装備魔法です。

墓地の攻撃力2400・守備力1000、または攻撃力2800・守備力1000のモンスター1体を、効果を無効にして守備表示で特殊召喚し、このカードをそのモンスターに装備します。

装備されたモンスターは、アドバンス召喚の際に2体分のリリースとして扱えるため、強力な上級モンスターをスムーズに呼び出せます。
墓地のモンスターを蘇生させつつ、次の展開へつなげられるのが魅力です。

アドバンス召喚の召喚権を増やすカード

アドバンス召喚の召喚権を増やすカードは、下記のとおりです。

  • エンジェル01
  • 冥帝従騎エイドス
  • 雷帝家臣ミスラ
  • EMディスカバー・ヒッポ
  • 時を裂く魔瞳
  • カード・アドバンス

※本記事の内容は2025年10月時点の情報に基づいています

詳しく解説します。

エンジェル01

「エンジェル01」は、レベル7以上のモンスターを手札から公開することで特殊召喚できるレベル1の天使族モンスターです。
このカードがフィールドに存在する限り、自分は通常召喚に加えて1度だけ、レベル7以上のモンスターをアドバンス召喚できます。

特殊召喚するだけで追加の召喚権を得られるため、手札の大型モンスターを素早く展開できる点が魅力です。
レベル1かつ天使族なので、「ワン・フォー・ワン」や「宣告者の神巫」といったサポートカードとの相性も抜群です。

冥帝従騎エイドス

召喚または特殊召喚に成功したターンに、通常召喚に加えて1度だけアドバンス召喚を行える効果をもつ闇属性の魔法使い族モンスターです。
下級モンスターでありながら、上級・最上級モンスターの召喚を補助する重要な役割を担います。

また、墓地に存在するこのカードを除外し、自分の墓地の攻撃力800・守備力1000のモンスター1体を守備表示で特殊召喚できるのも特徴です。
この効果を使ったターンは、エクストラデッキからモンスターを特殊召喚できなくなりますが、フィールドの維持と再展開を両立できる優れた能力を発揮します。

雷帝家臣ミスラ

手札から自身を特殊召喚しつつ、相手フィールドに「家臣トークン」1体を守備表示で特殊召喚する効果をもつ光属性の雷族モンスターです。
この効果を使ったターンは、エクストラデッキからモンスターを特殊召喚できませんが、アドバンス召喚に必要なモンスターを即座にそろえられます。

さらに、アドバンス召喚のためにリリースされた場合、そのターン中に通常召喚に加えて1度だけアドバンス召喚を行えます。
そのため、上級モンスターを連続で召喚する動きも可能です。

相手にトークンを与えるリスクはあるものの、ステータスが低いため容易に処理でき、実質的なデメリットはないといえます。

EMディスカバー・ヒッポ

召喚に成功したターン中に限り、通常召喚に加えて1度だけレベル7以上のモンスターをアドバンス召喚できます。
この効果は召喚成功時点で自動的に適用されるため、効果を無効化するカードの影響を受けにくい点が特徴です。

発動条件が緩く、どのデッキでも扱いやすいため、上級・最上級モンスターを軸にした構築では汎用的に採用できます。
シンプルながらも追加の召喚を確実に実現できる、アドバンス召喚の起点となるカードです。

時を裂く魔瞳

通常召喚の回数を増やしつつ、ドローフェイズのドロー枚数を2枚にできる通常魔法カードです。
発動後の試合中は、手札のモンスター効果を発動できなくなる代わりに、安定した手札補充と2回の通常召喚を行えます。

効果は試合を通して適用されるため、長期戦ほど真価を発揮します。
さらに、墓地のこのカードを除外し、手札から同名カードを捨てることで、自分のモンスター召喚時に相手がモンスター効果を発動できなくなる効果も使用可能です。

手札誘発を使えなくなる制約はあるものの、「ふわんだりぃず」や「結界像」など、モンスター効果に依存しないデッキでは強力な展開補助となります。

カード・アドバンス

デッキの上から最大5枚を確認し、任意の順番で戻せる通常魔法です。
これにより、次のドロー内容を調整したり、デッキトップを参照する効果を活かしたりする準備を整えられます。

さらに、このターン中は通常召喚に加えて、1度だけアドバンス召喚を行えます。
効果はターン中のみ適用され、追加のアドバンス召喚を行う際には、リリースできるモンスターの確保が重要です。

アドバンス召喚を封じるカード

ここでは、アドバンス召喚を封じる代表的な妨害カードを紹介します。

  • 生贄封じの仮面
  • アンデットワールド
  • クリムゾン・ブレーダー
  • 呪縛衆

※本記事の内容は2025年10月時点の情報に基づいています

それぞれの特徴を見ていきましょう。

生贄封じの仮面

「生贄封じの仮面」は、お互いにカードをリリースできなくする永続罠です。
リリースを伴う召喚・効果の発動がすべて制限されるため、アドバンス召喚を事実上封じられます。

「死のデッキ破壊ウイルス」などリリースをコストとする効果も発動できなくなるため、影響範囲は広いカードです。
ただし、自分のリリースも行えなくなるため、「帝」などリリース前提のデッキでは扱いに注意が必要です。

リリースを使わず展開できるデッキと組み合わせれば、より強力な制圧力を発揮します。

アンデットワールド

「アンデットワールド」は、フィールドと墓地のすべてのモンスターをアンデット族に変えるフィールド魔法です。
さらに、「お互いはアンデット族モンスターしかアドバンス召喚できない」という制限効果をもっているのが特徴です。

アンデット族以外を中心に構築されたデッキでは、リリースによる通常召喚が難しくなります。

墓地のモンスターもアンデット族として扱われるため、種族を利用した墓地効果の一部も使用できなくなる点に注意しましょう。

クリムゾン・ブレーダー

「クリムゾン・ブレーダー」は、戦闘で相手モンスターを破壊した次のターンに、相手がレベル5以上のモンスターを召喚・特殊召喚できなくなる効果をもつシンクロモンスターです。
効果が発動すれば、リリースによる通常召喚を含む上級・最上級モンスターの展開を一時的に止められます。

対象が「レベル5以上のモンスター全般」であるため、通常召喚・シンクロ・融合・儀式など、多様な展開手段にも干渉可能です。
発動条件は戦闘破壊に限られますが、成功すれば相手の行動を1ターン分止められる強力なカードといえます。

呪縛衆

「呪縛衆」は、相手フィールドの表側表示モンスターを一時的にリリースや各種召喚の素材にできなくする速攻魔法です。
このカードの効果が適用されている間、対象となったモンスターはリリース召喚に使えず、融合・シンクロ・エクシーズ・リンク召喚の素材としても扱えません。

相手がモンスターを展開した直後のメインフェイズに発動すれば、そのターン中のリリース召喚をはじめとした展開をまとめて止められます。
効果はターン終了時まで持続しますが、発動後に新たに出されたモンスターには適用されないため、使用のタイミングを見極める必要があります。

アドバンス召喚を未然に防ぐカード

ここでは、アドバンス召喚を間接的に封じる代表的なカードを紹介します。

  • 御前試合
  • 群雄割拠
  • サモンリミッター

※本記事の内容は2025年10月時点の情報に基づいています

詳しく見ていきましょう。

御前試合

お互いのフィールドに表側表示で存在できるモンスターの属性を1種類に制限する永続罠です。
フィールド上に異なる属性のモンスターが複数存在する場合は、1種類になるように残りを墓地へ送らなければなりません。

そのため、アドバンス召喚を行う際には、リリースするモンスターと召喚するモンスターの属性を一致させる必要があります。
属性が異なるモンスターを多く採用するデッキでは展開が止まりやすく、帝系など複数属性を使う構築では大きな制約になるでしょう。

一方で、属性を統一したデッキであれば影響を受けにくく、属性の違う相手への牽制として有効に働きます。

群雄割拠

お互いのフィールドに、表側表示で存在できるモンスターの種族を1種類に制限する永続罠です。
効果の基本構造は「御前試合」と同じですが、対象が「属性」ではなく「種族」である点が異なります。

複数種族を混在させるデッキでは動きが制限されますが、種族を統一しているデッキでは自分の展開を妨げずに相手の行動を制限できます。

サモンリミッター

お互いのプレイヤーが1ターンに行える召喚・反転召喚・特殊召喚の合計を2回までに制限する永続罠です。
これにより、モンスターを複数展開することが難しくなり、リリースによる召喚を行うためのモンスターがそろいにくくなります。

アドバンス召喚そのものを無効化するわけではありませんが、展開速度を大きく抑制する効果をもつため、リリースモンスターを並べる戦術を間接的に封じるカードとして効果的です。

アドバンス召喚におすすめのデッキ

ここでは、アドバンス召喚におすすめのデッキと組み方を解説します。

  • アドバンス召喚型デッキ
  • 帝デッキ
  • インヴェルズデッキ
  • ふわんだりぃずデッキ

※本記事の内容は2025年10月時点の情報に基づいています

それぞれ見ていきましょう。

アドバンス召喚型デッキ

特定のテーマに依存せず、上級・最上級モンスターの通常召喚を中心に構築されたデッキのことです。
アドバンス召喚の欠点であるカード消費を、召喚時に発動する強力な効果で補い、主導権を握るのが特徴です。

アドバンス召喚に使うモンスターをそろえる工夫が必要になります。
召喚権を増やすカードや、リリースの条件を軽くするカードを組み合わせることで、スムーズな展開が可能です。

ただし、召喚を妨害されると動きが止まりやすいため、それを防ぐためのサポートカードも欠かせません。

デッキの組み方

デッキの基本構成は「アドバンス召喚に使うモンスターを安定して出す仕組み」と「主力となる上級モンスター」の2軸で考えます。

まず、「幸魂」のように場に残りやすいモンスターや、自己再生・自己展開が可能なモンスターを入れて、毎ターン召喚できる状況を作りましょう。

次に、召喚権を増やすカードやリリースを軽くできる魔法・罠カードを加え、展開のテンポを上げます。
上級モンスターは、除去や制圧、ドロー効果など目的を明確にして選ぶと安定します。

さらに、相手の妨害を防ぐカードを適度に入れ、毎ターン安定して召喚できる構成を目指すとよいでしょう。

帝デッキ

「帝」デッキは、アドバンス召喚に成功したときに強力な効果を発動するモンスターを中心に構成されたデッキです。
代表的な「帝」モンスターは、下記の2系統に分かれます。

  • 攻撃力2400/守備力1000の上級モンスター(レベル6)
  • 攻撃力2800/守備力1000の最上級モンスター(レベル8)

これらは召喚時に相手カードを破壊・除外する効果があり、アドバンス召喚で消費した分を取り戻せるのが特徴です。

また、「帝王」と名の付く魔法・罠カードが充実しており、次のような戦術を可能にします。

  • アドバンス召喚に使うモンスターの確保
  • 召喚権の追加
  • 相手ターン中のアドバンス召喚による妨害

展開から制圧までをテーマ内で完結できる、アドバンス召喚をもっとも得意とする代表的なデッキタイプです。

デッキの組み方

「帝」デッキを構築するうえでポイントなのは、アドバンス召喚を安定して行える体制を整えることです。
まずは、「天帝従騎イデア」や「冥帝従騎エイドス」といった下級モンスターを軸に、フィールドにモンスターを並べられるようにしましょう。

これらのカードは、召喚権を補助しつつアドバンス召喚に必要なモンスターを確保できるため、デッキの展開を支える要となります。

最上級の「帝」モンスターは、同じ属性のモンスター1体をリリースするだけで召喚できる効果をもつため、一般的な大型モンスターよりも召喚しやすいのが特徴です。
そのため、リリースに使うモンスターと属性をそろえておくことが、構築の安定につながるでしょう。

「汎神の帝王」などの魔法・罠カードを活用すれば、ドローやサーチによって手札を整えながら戦えます。
「真帝王領域」を採用すれば、相手のエクストラデッキからの特殊召喚を封じられるため、相手の展開を抑つつ自分の戦術をとおしやすくなります。

展開・制圧・安定性のバランスを意識して構築することで、「帝」デッキの持ち味を最大限に発揮できるでしょう。

インヴェルズデッキ

インヴェルズデッキは、闇属性・悪魔族・守備力0で統一されたモンスターを中心に構築されます。

最大の特徴は、上級以上の「インヴェルズ」モンスターが「インヴェルズ」と名の付くモンスターを使って、アドバンス召喚に成功したときのみ効果を発動できる点です。

下級モンスターを場に並べてアドバンス召喚につなぎ、上級モンスターの効果で相手のカードを除去したり、自分の展開を広げたりして戦うのが基本になります。

闇属性・悪魔族で統一されているため、これらを強化するカードとの相性がよく、「帝王」関連の魔法・罠カードの一部も活かしやすい構成です。
連携のしやすさと安定感を兼ね備えた、アドバンス召喚型デッキの代表的なテーマといえます。

デッキの組み方

アドバンス召喚時の効果を発動させるため、「インヴェルズ」と名の付くモンスターを中心に構築します。
下級モンスターでフィールドを整え、アドバンス召喚に使うモンスターをそろえましょう。

上級・最上級モンスターは、除去や展開補助など役割が重ならないように選び、全体のバランスを取ります。
召喚を安定させるために「二重召喚」や「帝王の烈旋」など、サポートカードを組み合わせるのも効果的です。

墓地から手札に戻せるモンスターを入れることで、アドバンス召喚に必要なカードを維持しやすくなります。

ふわんだりぃずデッキ

ふわんだりぃずデッキは、風属性・鳥獣族モンスターを中心に構築されるデッキです。
下級モンスターは「召喚に成功した場合に、鳥獣族モンスターを召喚できる」共通効果をもち、これを連鎖させることで特殊召喚を使わずに展開を完結させます。

最終的には、連続召喚から最上級モンスターのアドバンス召喚へとつなげて戦うのが特徴です。

下級モンスターはフィールドを離れると除外されますが、新たな鳥獣族を召喚するたびに手札へ戻るため、毎ターン安定して展開の材料を確保できます。

「ふわんだりぃずと夢の町」などのカードを活用すれば、相手ターン中にもアドバンス召喚を行えます。
特殊召喚や墓地効果を軸とするデッキに対し、高い対抗力を発揮するでしょう。
通常召喚だけで制圧が成立する、独自の戦術をもつテーマです。

デッキの組み方

初動は「ふわんだりぃず×ろびーな」と「ふわんだりぃず×いぐるん」を軸に構築し、十分な枚数を確保します。
これらをサーチできる「ふわんだりぃずと謎の地図」や「ふわんだりぃずと旅じたく」で、展開の安定性を高めましょう。

「ふわんだりぃずと未知の風」は、リリースの負担を軽減しつつ、除去を狙える重要なサポートカードです。
アドバンス召喚の主軸は「ふわんだりぃず×えんぺん」で、補助として「烈風帝ライザー」などの妨害効果をもつ上級モンスターを採用する構築もおすすめです。
相手ターンに発動できる罠カードや、魔法・罠カードに対処できる除去札を適度に組み込むと、安定感が増します。
一方で、追加の通常召喚手段やドローソースが過剰になると手札事故の原因となるため、バランスを意識した調整が求められます。

まとめ

アドバンス召喚は、レベル5以上のモンスターを正規の手順でフィールドに出すための基本的な召喚方法です。
リリースを伴う点が通常召喚との大きな違いであり、召喚回数が限られるため、素材を確保する計画性が求められます。

リリース素材の展開や追加召喚権を得られるカードを組み合わせれば、安定した戦術を構築できます。
手順や制約を正しく理解し、強力なモンスターを召喚できるデッキを目指しましょう。